※古いです

最新更新日 2002年2月5日

リアルタイムの実験です。雑菌などが出たら大変です。うちの菌床よくないんじゃないかって言われてしまいますが、雑菌は今までほとんど出たことはないので大丈夫でしょう。当ファームの菌床ブロックの詰め替え後の菌糸の再生その他の比較実験です。ちなみに、うちの菌床各種、再生の早さには定評があります。
手前外産菌床、奥左ブナ100菌床、奥右クヌギ100菌床。クヌギ菌床Aは在庫の関係で使えませんでした。詰め替えはいつもはビンは洗いますが、消毒などもせず詰め替えていますが、今回は一応実験ということで器具をアルコール消毒してから詰めました。菌床の仕込み時期もだいたい同じものを使っています。一応エアコンが入っている部屋ですが、夏の昼は温度は27度くらいです。秋以降は平均20℃前後を保っています。

実験1
各菌床ごとの菌糸の再生の違いの比較

詰める固さ、穴の大きさなど他の条件はもちろん同じにしてあります。詰め方は普通くらいです。棒で少し力をいれて詰めたくらいです。詰め替えたあとドライバーで真ん中に穴を1つ開けました。穴の直径は5ミリくらいです。

詰め替え終わったばかりの菌床
左から外産、クヌギ100、ブナ100とクヌギ100ブレンド、ブナ100

8月30日午後7時現在


8月31日午後7時現在
少し菌糸が再生してきているのがわかります。今のところ種類によって差はないように思えます。うちの菌床やはり再生が早いですね。


9月1日午後5時現在
だいぶ白くなってきました。少し差が出てきたかもしれません。外産菌床がやや早く、ブナ100菌床がやや遅いように見えます。明日にはほとんど真っ白になっているのではないでしょうか。


9月2日午後5時現在
詰め替えてから3日目です。昨日より白くなっています。もう使えますね。左から右に行くにつれ再生が遅い感じです。再生の速さは外産、クヌギ100、ブナの順という事になります。


9月4日午後4時現在
詰め替えてから約5日経ったことになります。完全に再生しました。一番右のブナ100菌床がやや遅いくらいで、あとはかなり速いほうだと思います。


9月7日午後3時現在。
詰め替え後約8日経ちました。さらに白くなりました。一番右ブナ100菌床が遅い気がしますが、確かにやや遅いのですが、粒子が他のより粗いのでそう見えるというのもあります。


9月10日午後3時現在
さらに白くなりましたね。それ以外の変化は特にありません。



9月20日午後5時現在

見た目に特に変化はありません。


10月26日午後5時現在
だいぶ白くなりました。オガはまだまだ大丈夫ですね。


2002年2月5日午後2時現在
詰め替え後5ヶ月以上経ちました。真っ白です。オガはだいぶ腐朽してきましたが、どれもまだ大丈夫そうです。

実験2   実験3